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横持ち前提スマートフォン「POCO F4 GT」で遊んで分かったこと(1/3 ページ)

» 2022年08月17日 15時45分 公開

 正直、POCOという名前だけを聞いたときには、すでにXiomi(Mi)とRedmiという2つのスマホラインを抱えているXiaomiがこれ以上なにをするのだろうかと思っていました。

 ただ、今回POCO F4 GTを試して、このPOCOというラインが、これまでのXiaomiのスマホのラインとは別に存在していることの意味はけっこうあるのだということが理解できたので、その説明をしておこうという次第です。

 まず、今回お借りしているのはXiaomiの「POCO F4 GT」。スペックを見ると、Xiaomi本来のラインである「Xiaomi 11t Pro」を性能で上回るSnapdragon 8 Gen1を搭載しており、リリース時コスパ最強と騒がれたのも納得ができます。ただ、すでにXiaomi 12T Proも日本で発売されるのではないかという噂もあり。そちらも気になるとところではあります。

photo POCO F4 GT背面

 また、そのデザインの感じから、ゲーミングスマホっぽさも感じるところがありますが、ゲーミングスマホと言い切るには、世の中にもっとゲーミングに最適化されたスマホがあったりもします。

 ということで、まずはそのゲーミングとして性能を確認したいなと考え、最新であり、同時に高いグラフィックス性能が要求される「ディアブロ イモータル」をプレイしてみました。

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photo ディアブロ イモータル

 Razerのモバイルゲーミングコントローラー「KISHI」のディアブロ イモータル仕様が手元にあったりするので遊んでみたかったというのも正直なところあります。

 まるでSwitchやSteam Deckのような見た目になりますね。さらに裏から見ると、スマホがコントローラーの中で浮かんでいるように配置され、それがスピーカーから出る音をさらに響かせているようでもあり、スマホゲームでもコントローラーでやりたいという人に、この構成はお勧めです。とはいえ、ディアブロ イモータルってスマホだけの操作でも、ぜんぜん問題なく遊べるゲームでもあります。

photo KISHIを装着したPOCO F4 GT
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