最もサイバー攻撃を受けやすい業界は「教育・研究分野」──イスラエルのセキュリティ企業チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズが9月6日、そのような調査結果を発表した。1週間の攻撃数は他業界の2倍以上という。
教育・研究業界における2022年7月の攻撃数は、1組織につき毎週2000件のペースだった。これは21年7月比で6%増、20年7月比で114%増。アジア太平洋地域は特に多く、22年上半期には1組織につき毎週4600件ペースだった。
同社は、夏休み明けの学生を狙ったサイバー攻撃が増える可能性があるとして、不審なメールやWebサイトに警戒すること、安全なインターネット環境を確保すること、モバイルデバイスも含めて情報セキュリティ対策をすることなどを呼び掛けている。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR