米Appleは9月7日(現地時間)、同社が開催したオンラインイベント「Apple Event」にてiPhone 14シリーズを発表した。その中で、衛星経由の緊急SOS機能を、11月から米国とカナダで提供開始すると明言。iPhoneのアクティベーション後、2年間無料で利用できるという。
この提携先に関し、低軌道衛星を使ったデータ通信などを手掛ける米Globalstarが「Form 8-K」を公開している。Form 8-Kは、米国の株式公開企業が、米国証券取引委員会(SEC)に提出を義務付けられている、財務状況や株価に影響を与える可能性のある重要事項について記された報告書式のことを指す。
Form 8-Kによると、2022年第4四半期に衛星通信を使ったSOSサービスをAppleに提供する予定で、この機能をサポートするために、高度な製造ファンドから衛星インフラストラクチャーに対し、4億5000万ドル(約646億円)を投資すると述べているという。
Appleは、サービスをサポートするために必要な新しい衛星に対し、承認された設備投資の95%を支払う予定。Globalstarは、衛星を構築して展開するために追加の負債を調達する必要があると説明している。
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