コナミデジタルエンタテインメントは9月15日、学校などの教育現場向けのゲーム「桃太郎電鉄 教育版Lite 〜日本っておもしろい!〜」を発表した。Nintendo Switch用ゲーム「桃太郎電鉄 〜昭和 平成 令和も定番!〜」を教育用に調整したもの。Webブラウザやタブレットなどでプレイ可能で教育現場であれば導入は無料という。正式サービスは今冬を予定。
教育版ではゲームをかき回すキャラクター「貧乏神」は登場せず、プレイヤーの持ち金が変動しすぎないよう調整しているという。追加機能として、学びたい地方を限定してプレイできる機能や、現実の地理情報を追加表示する機能を備える他、教員向けにゲームをコントロールできる管理ツールも用意する。
コナミデジタルエンタテインメントは「『桃鉄で駅や地理を覚えて勉強になった』や『日本全国の観光名所や物産に詳しくなった』などの声に応えて教育版を開発した」と経緯を説明。1月には、福岡教育大学附属福岡小学校で教育版桃鉄を使った授業を試験的に実施。フィードバックを反映し、正式リリースに向けて開発を進めているという。
桃太郎電鉄シリーズは1988年のファミリーコンピュータ用ソフト以来、さまざまなゲームハードで展開した人気ゲーム。2020年11月発売の最新作「桃太郎電鉄 〜昭和 平成 令和も定番!〜」は累計販売本数350万本(2022年3月時点)を突破したとしている。
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“桃鉄”の「決算」画面が撮影スポットに 本物の富士山と電車をバックにCopyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
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