米Appleが9月16日に発売した「iPhone 14」を、米iFixitがさっそく分解し、レポートを公開した。
一見「iPhone 13」とあまり変わらないデザインだが、iFixitは「数年に1度の大きなアップデート」と評価した。それは、修理専門企業である同社にとってのことで、つまりは修理しやすくなったということだ。「修理しやすさ」は「iPhone 7」以降のシリーズとしては過去最高の「7」だ。
その理由は、iPhone 14は前面だけでなく、背面も簡単に開けるようになったことだ(現行のiPhoneはすべて、前面からしか開けない)。iFixitによると、ディスプレイと背面ガラスパネルは2本のネジとコネクタで固定されているだけという。
これにより、背面は前面と同じ工程で開ける。以前のモデルでは、背面ガラスを交換するには特別な機器を必要としたが、iFixitはiPhone 14では必要ないとしている。ちなみに、AppleCare+に加入していない場合、iPhone 14の背面ガラスの修理代は2万5900円だ。
なお、Appleが発表しないメモリ容量については6GBだとしている。
iFixitは翌日「iPhone 14 Pro Max」の分解レポートも公開した。
写真が豊富な分解レポートはiFixitのWebサイトで読める。
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