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「iPhone 14」をiFixitが分解 「数年に1度の大改善」と高評価

» 2022年09月20日 09時03分 公開
[ITmedia]

 米Appleが9月16日に発売した「iPhone 14」を、米iFixitがさっそく分解し、レポートを公開した。

 ifixit 1 分解済みの「iPhone 14」(画像:iFixit)

 一見「iPhone 13」とあまり変わらないデザインだが、iFixitは「数年に1度の大きなアップデート」と評価した。それは、修理専門企業である同社にとってのことで、つまりは修理しやすくなったということだ。「修理しやすさ」は「iPhone 7」以降のシリーズとしては過去最高の「7」だ。

 その理由は、iPhone 14は前面だけでなく、背面も簡単に開けるようになったことだ(現行のiPhoneはすべて、前面からしか開けない)。iFixitによると、ディスプレイと背面ガラスパネルは2本のネジとコネクタで固定されているだけという。

 ifixit 2 背面も開ける(画像:iFixit)

 これにより、背面は前面と同じ工程で開ける。以前のモデルでは、背面ガラスを交換するには特別な機器を必要としたが、iFixitはiPhone 14では必要ないとしている。ちなみに、AppleCare+に加入していない場合、iPhone 14の背面ガラスの修理代は2万5900円だ。

 なお、Appleが発表しないメモリ容量については6GBだとしている。

 iFixitは翌日「iPhone 14 Pro Max」の分解レポートも公開した。

 写真が豊富な分解レポートはiFixitのWebサイトで読める。


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