メルカリとスターバックス コーヒー ジャパンは10月4日、包括連携を開始したと発表した。スターバックス側から商品情報を共有することで、不正転売や混乱を防ぐ狙い。
スターバックス側は、新商品発売情報や商品画像などを提供するほか、Webサイト上で注意喚起したり、混乱が予想される場合には販売制限などを行ったりする。メルカリ側は、これらの情報提供に基づき注意喚起を行ったり、利用規約違反の出品に対する削除対応などを行う。
例えば、メルカリでは商品画像を使った出品を禁止しているが、スターバックスから事前に商品画像を提供してもらうことで、AIなどを使い出品された商品を容易に削除できるようになる。また、無在庫販売も禁止しているが、発売日の情報をもらうことで発売前の出品の削除が可能になる。
メルカリは大手企業と同様の取り組みを進めており、スターバックスが10社目。これまでファーストリテイリング、アサヒビール、USJ、コンビニ大手3社、オリエンタルランド、サンリオ、フェイラージャパンと包括連携を進めてきた。
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