米iFixitは10月19日(現地時間)、米Googleが13日に発売したスマートウォッチ「Pixel Watch」の分解動画(記事末に転載)を公開した。
Pixel Watchは、Googleの初のオリジナルスマートウォッチだ。米Appleの「Apple Watch」も分解しているiFixitのサム・ゴールドハート氏は、Apple Watchと比較「全体としてPixel Watchは悪くない。(中略)初代がこれであれば、将来的にはApple Watchと競合できるようになるかもしれない」と語った。
ディスプレイは比較的容易に外せるので交換は不可能ではないようだ。ただし、コネクタがバッテリーの下にあるので、バッテリーも外す必要がある。
背面のガラスにはセンサーなどが直付けされていないため、ディスプレイ側と同様にきれいに外れる。ただし、リューズとボタンは交換できない構造になっている。なお、iFixitは最近の分解レポートで、「修理しやすさ」の採点をしなくなっている。
分解動画の担当者は、「AppleがApple Watchの背面パネルを外せるようにするまでに9世代もかかった。Googleがもしこのまま数世代Pixel Watchに取り組み続ければ、Apple Watchを打ち負かせるかもしれない」と語った。
「Pixel Watch」正式発表、Google初のスマートウォッチは3万9800円から Suicaにも対応か
「Pixel Watch」国内発表、交通系はSuicaのみ対応 ECGの日本実装は?
「Pixel Watch」約4万円は高いか安いか Google初のスマートウォッチの実力は?
「Apple Watch Ultra」をiFixitが分解 丈夫だが修理は難しいCopyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR