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自撮り特化! 広角単焦点のシンプル動画デジカメ、ソニー「ZV-1F」の使いやすさ荻窪圭のデジカメレビュープラス(3/4 ページ)

» 2022年10月28日 16時16分 公開
[荻窪圭ITmedia]

 違いはこんな感じ。1型センサーの20mm相当なので「背景ぼけ」をオンにしてもそれほどボケが大きくなるわけじゃないけど。

背景ぼけをオンにすると絞り開放になる。近距離の被写体を撮ると背景がぼけているのが分かる(20mm相当 1/4000秒 F2.0 ISO125)
背景ボケを「くっきり」にするとF5.6に絞られる。差はそれほど大きくはでないけれども(20mm相当 1/640秒 F5.6 ISO125)

 と、おまかせオートのままでもAFや露出、絞り(F2.0と5.6の切替えではあるが)と必要最低限のことはできるし、それ以外はカメラにおまかせってのがZV-1Fの王道の使い方なのだ。

 凝った撮影をしたい人もその気になれば絞り優先AEなども使えるし、ISO感度の設定もできるからよし。

 最後に作例を2つほど。

 1つは室内の料理作例。もうちょっと明るく撮れてほしかったかな。露出補正すればいいのだろうけど、ZV-1Fのコンセプトを考えると、おまかせオート時は積極的に画作りをコントロールしちゃっていいと思う。

街中華で炒飯を食べてみた。もうちょっと明るく鮮やかに撮れてほしかったかな(20mm相当 1/100秒 F2.0 ISO125)

 もう1つは夜景。おまかせオートのまま撮影した。ISO感度はオートだとISO125から6400。マニュアルだとISO12800まで上げられる。思ったより高感度で撮れたなという印象だ。

光学式手ブレ補正を持ってないこともあってかシャッタースピードは速めにセットされ、ISO6400と感度が上がった(20mm相当 1/40秒 F2.0 ISO6400)

シューティンググリップを握って動画撮影

 ここからが本題だ。

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