モードダイヤルの代わりに、静止画→動画→Slow&Quickが順繰りに切り替わるボタンが付いてる。
静止画も動画デフォルトはおまかせオート。Fnキーを押してメニューを出し、右下のボタンを押して絞り優先など撮影モードを変えられるが、基本的にオートで使ってね、ってカメラだ。露出補正はオートでも可能なので露出はそれでコントロール。
ZV-1と大きく違うのは、操作系。タッチパネルをフルに使った操作系が導入されたのだ。
背面からの画像を見ると分かる。モニター上にボタンが一杯並んでいる。ここでボタンをタップするだけで、クリエイティブルックや連写、露出補正、さらには撮影や再生も行えるのだ。
ZV-1Fのターゲットを考えると必須機能といっていい。
特にモニターをこちらに向けて自撮りするシーンを考えると、モニターとタッチパネルだけで基本的な操作ができないと煩わしいのだ。
この状態で使うことが多くなるはずだしね。
そして、静止画モードにして撮影したのがこちら。被写体認識は人物に設定し、美肌効果は「中」で設定してある。
メニューも旧デザインを踏襲していたZV-1から、新デザインに変わり、階層構造が整理され、タッチパネルで操作できるようになった。
さて被写体検出は人物のみならず、動物にも対応しているが、動物AFは静止画時のみ。それは大変残念。
また、画面上の被写体をタップすれば動画時でも被写体追従AFが働くので、それをうまく使えばほぼ問題ないだろう。
絞り値は「背景ぼけ」モードのオン/オフである程度調整できる。「背景ぼけ」モードをオンにするとF2.0に、「背景ぼけ」をくっきりにするとF5.6になる。
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