ソニー銀行は11月2日、人材転職支援サービスなどを手掛けるINTLOOP(東京都港区)と提携し、ITフリーランス専用の住宅ローン商品「INTLOOP提携住宅ローン」の提供を始めた。ITスキルを使って仕事をする個人事業主を対象に、マンション購入などの資金として最大2億円を融資する。
融資金額は500万円以上、2億円以下で10万円単位で調整可能。新築・中古マンションの購入資金のほか、借り換えの場合は戸建てにも利用できる。申し込み資格として、ITフリーランスとして3年以上の業歴を持ち、申し込み時点でITフリーランスとして業務に従事している必要がある。
また、INTLOOPが運営するフリーランス向け案件サイト「ハイパフォーマーコンサルタント」「ハイパフォーマーPMO」「テックストック」「バチグマ」のいずれかに登録する必要もある。
ソニー銀行は「ITフリーランスは、特定の企業に所属せず、個人の技量などで収入が決まる職種。給与所得者などに比べ、収入のボラティリティが高いためサラリーマンなどの給与所得者と同等の審査基準ではない金融機関が多く、住宅ローンの審査が通りづらいのが一般的である」と説明。
続けて「同行では、ITフリーランス個人の稼ぐ力を正しく評価する基準を新たに設け、多様な働き方をされる層への金融取引の機会を提供する」と商品の特徴を挙げた。
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