ディー・エヌ・エー(DeNA)は11月7日、「Mobage」で提供しているアバターをメタバース空間でも利用可能にする「Mobage 3D Park」をプレオープンした。12日まで。
モバゲーで培ってきた3Dアバターのデータ素材とシステムを他社サービスに導入できるSaaS型ソリューション「Avatar Play」もメタバースに対応。外部企業が顧客にアバターを提供し、自社メタバースで活用するといったことも可能になるという。
Mobage 3D Parkのメタバース空間は、NTTコノキューが提供するXR空間プラットフォーム「DOOR」内に設置。Mobageで使っているアバターを3Dファイル(VRM規格に準拠)に変換して参加できる。顔や服、アクセサリーなど5万点以上のアバターアイテムが利用できるという。
凸版印刷のアバター生成管理基盤「AVATECT」も実験的に活用。アバターに電子透かしによる真正性情報を付与し、本体の管理や本人認証を行う。
Mobage 3D Parkの正式公開は2023年初頭の予定。「Mobage」ゆかりの展示物や、「怪盗ロワイヤル」「農園ホッコリーナ」など人気のゲームブースも用意する。
今回のイベントを機に、「Avatar Play」で提供する3Dアバターがメタバースでも利用可能になる。メタバースを運営する企業が導入すれば、顧客のアバターやアイテム、ショップデータをまとめてサービスに組み込むことができ、顧客体験向上につながるとアピールしている。
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