11月10日(米国時間)の株式市場は大きく反発し、ハイテクIT各銘柄が大幅に上昇した。わずか1日で、米Amazonは12.7%、米Metaは10.24%、米Appleは8.89%、米Microsoftは8.22%、米Alphabetは7.74%上昇。時価総額世界トップの企業であるAppleは、1日で時価総額が1909億ドル(約27兆円)増加し、米国企業として過去最大を記録した。
米国株式市場は、インフレの進行に伴う米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げを背景に低調だ。2022年に入ってから、Appleの株価は19.3%下落。Microsoftが27.4%、Alphabetが35.2%、Amazonが43.2%、Metaは66.9%下落している。
10日発表された米消費者物価指数(CPI)が、市場予想を下回る伸びとなったことでインフレ懸念が後退し、全面的に株高となった。
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