ヤフーは11月21日、オークションサイト「ヤフオク!」について、一部商品の出品時に本人確認を求めるようにすると発表した。対象の商品カテゴリーはトレーディングカードゲーム(TCG)や車・船体など。12月12日週に始める。
TCG、車、部品取り用の車体、オートバイ、船体などが対象。一定の条件に当てはまるユーザーは、本人確認を済ませていなければ出品ができなくなる。本人確認が必要になる条件は非公開。条件に関係なく、出品後に本人確認を求める場合もあるという。
ヤフーは7月にヤフオク!の本人確認機能を刷新。オンラインで完結できる本人確認(eKYC)を新たに導入した。ユーザーは顔写真付きの公的書類と顔の写真を撮影し、ヤフーに提出することで、本人確認を完了できる。確認が済んだユーザーにはプロフィール欄にバッジを付与する。
ヤフオク!では、本人確認に関連した機能を今後も実装するという。22年冬には売り上げを現金で受け取る際、本人確認を必要とする予定。確認が済んだユーザーだけが参加できるオークションも開催する方針。
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