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「GoPro HERO11」がっつりレビュー、アクションカムの先駆けは今でも画質に一日の長荻窪圭のデジカメレビュープラス(4/6 ページ)

» 2022年11月27日 10時08分 公開
[荻窪圭ITmedia]

クリエイティブ・エディションを使ってみた

 GoPro HERO11が8:7のセンサーアスペクト比を生かして360度水平ロックが可能、となるとちょっとやってみたかった動画がある。

 HERO11に長いロッドをつけ、こんな風に撮ってみたのだ。

撮影中の図。ロッドの先にカメラを付けて地面すれすれで走ってもらったのだ

 こんな風に無造作に撮ってもちゃんと水平を維持できるので、走る犬猫目線で撮って最後にジャンプ、的なのを簡単に録れるのである。360度水平ロックって面白い。しかもこんな不安定な持ち方でも動きが滑らかなのである。

ロッドの先にHERO11をつけ、地面すれすれ動画。これができちゃうのが360度水平ロックの面白さだ

 さてせっかくの「クリエイティブ・エディション」なのでそのキットならではの使い方もしてみたい。

 まずは「Voltaハンドグリップ」。

 用途はいろいろあるがグリップ内にバッテリーを内蔵しており、本体内のバッテリーと合わせてより長時間の録画ができる。

 つないでみよう。

 まず側面のバッテリーカバーを外す。USB端子はバッテリーやメディアスロットと同じところにあるので、給電しながら使うにはカバーが邪魔なのだ。

まずカバーを外す

 そして付属の専用カバーに付け替える。そうするとUSB端子の穴が見えるので、そこにグリップから出てるUSBケーブルを装着し、カメラをハンドグリップに付けられるのである。

USB端子のとこに穴が空いてる専用カバーに付け替える

 防水が不要な場所で使う一羽こっちのカバーの方が便利かも。充電時もカバーをあけなくていいし。

「Voltaハンドグリップ」に装着し、電源ケーブルを繋いだの図。こうするとグリップ側の電源を使える

 そして、Bluetoothでペアリングしてワイヤレスリモコンとして使えるようにすると、あとはグリップを握り、自在に録画したりとめたりができるわけだ。

 これは便利だけど、バッテリーカバーの着脱が必要なのはちょっとスマートじゃないわけで、USB端子だけ別のカバーにできなかったのかなとは思う。

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