米国防総省は12月7日(現地時間)、省内の共通クラウド環境を構築するプロジェクト「Joint Warfighting Cloud Capability」(JWCC)について、米AWS、米Microsoft、米Oracle、米Googleと契約を結んだと発表した。契約期間は2028年まで。約90億ドル規模の取引になるという。
JWCCは「指令本部から戦術の最先端まで、商用クラウドの機能とサービスをミッションに必要な速度で、全ての機密レベルで提供する」というプロジェクト。前身のプロジェクト「JEDI」(Joint Enterprise Defense Infrastructure)はMicrosoftが落札していたが、米Amazon.comからの申し立てなどを理由に停止していた。
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