AIを利用して作られた画像、漫画、動画、音楽、ゲームなどを募集し、審査する「第一回 AIアートグランプリ」が開催される。2023年1月末に応募を締め切り、2月末に審査結果を発表する。グランプリ受賞者には賞金10万円と、副賞として「GeForceRTX4080」を搭載したPC「ガレリア」が贈られる。
にわかに注目を集める作画AIや作曲AIに対し、AIの積極的な活用の方向性を探り、AIを活用したアーティストを育成することを狙う。
審査委員長には東京大学名誉教授、デジタルコンテンツ協会会長の河口洋一郎氏が就く。河口氏は「AIを脅威として捉えるのではなく、近未来のツールとして創造行為を増幅するものとして考えます」とコメントを寄せている。
審査委員は、「灰羽連盟」「リューシカ・リューシカ」「serial experiments lain」などで知られるイラストレーターで漫画家の安倍吉俊氏、「名探偵コナン」シリーズ、「シティハンター」シリーズなどで知られるアニメプロデューサーの諏訪道彦氏、「のぼうの城」「シン・ゴジラ」「シン・ウルトラマン」などで知られる映画監督の樋口真嗣氏、弁護士の柿沼太一氏が務める。
主催はAIアートグランプリ実行委員会。PCショップのドスパラ(サードウェーブ)が共催、AI研究者の清水亮氏が代表を務めるMemeplexが事務局を運営する。
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