1月24日から日本列島に“最強寒波”が到来すると報じられている。普段は雪が降らない地域も降雪や路面の凍結が懸念される状況となり、JAF(日本自動車連盟)はTwitterで「雪が降ったらノーマルタイヤのクルマの運転はぜったいNG」と強い調子で注意喚起した。
JAFは2017年に「雪道での旋回テスト」を実施。圧雪路の旋回コースをタイヤを替えて走行したところ、スタッドレスタイヤでは40km/hまで安定して走れたが、ノーマルタイヤのクルマはパイロンに沿って走れず、大きく走行ラインが膨らんだ。「慎重に走ってもノーマルタイヤは曲がりきれない。時速30kmでも対向車線にオーバー」(JAF)。
また圧雪路での制動距離検証では、時速40kmからブレーキを踏んだところスタッドレスタイヤのクルマは17.3mで止まったのに対し、ノーマルタイヤは29.9mだったという。
JAFは「少しの積雪ならノーマルタイヤで走っても大丈夫だよね、そんな考えはかなり危険」と訴えている。
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