ITmedia NEWS > 製品動向 >
セキュリティ・ホットトピックス

Wi-Fiルーター、捨てるときは必ず○○を 安全な処分の方法、バッファローに聞いた新連載:デジタルガジェットのあとしまつ(2/2 ページ)

» 2023年01月26日 14時00分 公開
[吉川大貴ITmedia]
前のページへ 1|2       

Wi-Fiルーター廃棄、セキュリティの注意点は

──Wi-Fiルーターを捨てるとき、他にもセキュリティ上の注意点があれば教えてください

下村さん 前述の通り、必ず「初期化」作業を実施いただきたいと思います。SSIDやパスワード、MACアドレス等が記載されているラベルを剥がす、情報部分を黒塗りにしていただくこともお勧めいたします。

photo ラベルのイメージ(モザイク部分)

 購入時の注意点もあります。弊社製品は設定画面にログインするためのユーザー名・パスワードを1台ごとに異なる設定として出荷しております。

 初回設定時に独自のパスワードに変更すると、本体ラベルに記載されたパスワードでアクセスできなくなります。これによってセキュリティが高まりますので、パスワード変更してお使いいただくことをおすすめいたします。

──Wi-Fiルーターを捨てる以外の処分方法があれば教えてください。

下村さん 家電量販店の施策として、古いルーターを持参することで、新たに購入するルーターから値引きされるキャンペーンが行われることがあります。Wi-Fiルーターは小型家電リサイクル法によって適切に回収・処理されることになります。こういった機会があればご活用いただければと思います。

──その他、Wi-Fiルーターを処分するときの注意点や、バッファロー製品独自のポイントなどがあれば教えてください

下村さん 重ねますがWi-Fiルーターは日々進化し、対応している規格や性能も向上しています。定期的に、3〜5年のサイクルを目安に見直しをおすすめいたします。

 またバッファローでは現在「スマート引っ越し機能」を搭載したWi-Fiルーターを販売しています。これは、新しいルーターに乗り換えるとき、前のWi-Fiルーターの設定や情報を、スマホの機種変更と同様に移行できる機能です。買い替えの際にご検討いただけますと幸いです。

前のページへ 1|2       

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.