独Mercedes-Benzは2月23日(現地時間)、米Googleとパートナーシップを結んだと発表した。車載システムに地図サービス「Google Maps Platform」の技術を取り入れる他、データ分析やインフラにクラウドサービス「Google Cloud」を活用するという。
2024年から提供予定の車載ナビゲーションシステム「MB.OS」にGoogle Maps Platformで取得できる交通情報などを組み込むという。Googleマップのデータを基に交差点やカーブを判別し、自動で速度を調整する機能も提供する予定。現行の車載システム「MBUX」でも、Googleマップに登録されている店舗・場所の写真や評価などを検索できるようにした。
Google Cloudは、車両のデータ分析やインフラの刷新・拡張に活用する方針。「Googleのオープンなインフラを利用し、オンプレミスやエッジ、クラウドに至るまで、メルセデスベンチのテクノロジー基盤を刷新・拡張する計画」(両社)という。
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