マネーフォワードは2月27日、家計簿アプリ「マネーフォワードME」に新有料プラン「資産形成アドバンスコース」の提供を開始した。月額980円、年額1万700円。月額500円のプレミアムコースの機能に加え、資産形成に特化した新機能を提供する。
マネーフォワードMEの累計ダウンロード数は1400万。有料ユーザーは40万人に達している(関連記事)。中でも「資産運用系のユーザーが徐々に増えてきており、全体の4割弱が投資を行っている」(ホームカンパニーの木村友彦COO)ことから、新コースの提供に踏み切った。
インデックス投資も行いつつ、個別株への積極投資も行い、複数の証券口座を使っている人をターゲットとする。特に配当関係にフォーカスしており、日米株と投資信託について、配当金の推移や配当利回りを確認できる。
業種別に集計したり、各資産に自らタグを付けて分類したり、自分だけのポートフォリオを作成することも可能だ。
今回新コースを作るにあたっては、外部からデータを仕入れているため別コースとして切り出したと木村氏。有料プランの方向性について、今後コスト構造が異なる場合は別コースとして切り出すこともあり得るが、「幅広いターゲット層に提供するものについては既存コースを充実させていきたい」(木村氏)とした。
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