アニメ制作会社のデイヴィッドプロダクション(東京都小平市)は2月27日、テレビアニメ「うる星やつら」で、既存デザインを盗用し背景素材の一部に使っていた事実があったと発表した。同社は「原因は制作管理不徹底によるもの」と説明し、謝罪。今後の放送や配信、パッケージなどでは該当部分を差し替えるという。
デザインの盗用があったのはアニメの17話だが、同社は盗用がどの場面であったかは説明していない。一方、17話の放送後にTwitter上では「背景にコミケのお品書きが勝手に使われた」と訴える投稿があった。
デイヴィッドプロダクションに話を聞いたところ「本件についてお話できることはない」と答え、詳細は話さなかった。同社は声明文にて「デザイン所有者さまと関係各位、視聴者の皆さまには多大なるご迷惑とご心配をおかけし心よりおわび申し上げます」と謝罪。制作管理工程を見直しチェック体制を強化し、再発防止を図るとしている。
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