2024年に卒業予定の東大生や京大生はどんな企業に注目しているのか──就活サイトを運営するワンキャリア(東京都渋谷区)は3月14日、こんなランキングを発表した。1位は野村総合研究所。2位は三井物産、3位は三菱商事だった。
4位はPwCコンサルティング、5位はアクセンチュア、6位はアビームコンサルティング、7位はNTTデータ、8位は三菱地所、9位は三井不動産、10位はソニーグループだった。トップ30までには富士フイルム(12位)、アマゾンジャパン(15位)、楽天グループ(26位)、サイバーエージェント(28位)といったIT関連企業が入った。
ワンキャリアは調査結果について「3月は日系大手志望の学生の就活が本格化するタイミングで、外資系企業よりも日系企業が上位に来る傾向がある。総合商社やコンサルティングファームが人気なのは例年通り」と分析している。
NTTデータやソニーグループについては配属先ごとに選考コースが分かれている点が人気の理由と説明。「転職実績が豊富で、転勤がなく、配属先が確約されている企業が支持される」(ワンキャリア)。このうちNTTデータについては、学生から「外資系コンサルや日系の事業会社への転職者もいるので、セカンドキャリアにもつながりやすいように感じた」といった声があったという。
調査結果は、ワンキャリアの就活サイトにおける2月24日までに登録情報を基に算出。ユーザーのうち、東京大学か京都大学、もしくはそれぞれの大学院を2024年に卒業する人3897人のデータからランキングを作成した。
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