「新しいBing」のエンジン、実は「検索用にカスタマイズしたGPT-4」

» 2023年03月15日 06時08分公開

[ITmedia]

　米Microsoftは3月14日（現地時間）、米OpenAIによる「GPT-4」発表を受け、2月から提供しているチャットbot「新しいBing」は「検索用にカスタマイズしたGPT-4」をエンジンとしていると公式ブログで明らかにした。

　Microsoftはこれまで、新しいBingは「OpenAIが昨夏に共有したGPT-3.5よりはるかに強力な、ChatGPTを強化するLLM」とのみ説明していたが、「過去5週間に新しいBingプレビューを使った人は、GPT-4の初期版を既に体験済みだ」とコーポレートバイスプレジデント兼コンシューマーチーフマーケティングオフィサーのユスフ・メディ氏は語った。

　OpenAIによるGPT-4の更新は、随時Bingに反映される。

　2月に新しいBingのAIモデル「プロメテウス」について説明したジョルディ・リバス氏は「プロメテウスで使う次世代モデルはGPT-4だ」とツイートした。

　同氏はまた、ターン制限を1回の会話につき15ターン、1日当たりの会話数を150回に増やしたこともツイートした。

ターン数上限が15に増えた

「GPT-4」発表　日本語でもChatGPT英語版より高性能、司法試験で上位10％、「この画像何が面白いの？」にも回答
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「新しいBing」リリースから1カ月　BingのDAUが1億人超　累計チャットは4500万回
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「新しいBing」にモードの3択ボタン　返答拒否も減少
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