米Microsoftは3月8日(現地時間)、「新しいBing」のリリースから1カ月の経過報告を行った。
新しいBingを追加したことにより、検索エンジンBingのDAU(1日当たりの利用者数)が初めて1億人を突破した。「(検索エンジン市場の)シェアとしては小さく、1桁台であることは十分承知しているが、それでも嬉しい」。ちなみにStatcounterによると、3月時点の世界検索エンジン市場でのBingのシェアは2.79%だ。
新しいBingはまだプレビュー段階だが、数百万人のアクティブユーザーがおり、そのうちの約3分の1は検索エンジンのBingを初めて使うユーザーという。また、新しいBingとのチャットを行う目的でWebブラウザの「Microsoft Edge」を使うユーザーが増えたため、Edgeの使用も増加している。
DAUの約3分の1が毎日Bingとチャットしており、チャット数の累計は4500万件を超えた。
また、新しいBingのモバイルアプリのリリースにより、DAUはアプリのリリース前の6倍に増加した。
Microsoftは「BingとEdgeを改善し続け、Web上の信頼できるコパイロット(副操縦士)にできるよう願っている」と語った。
なお、特に発表はないが、6回に制限されていた1回のチャットでのターン数は、本稿執筆現在10回に増やされている。
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