米Microsoft傘下のLinkedInは3月15日(現地時間)、米OpenAIのGPT採用の2つのコンテンツ作成支援ツールを発表した。まずは一部地域のLinkedIn Premiumユーザー向けに提供を開始し、年内にはグローバルに展開する計画だ。
1つは個人ユーザー向けのプロフィール作成支援ツール。ユーザーの既存のプロフィールをAIツールがスキャンし、「強調すべきスキルや経験を特定し、プロフィールを際立たせる文章を提案」する。ユーザーはこのドラフトを編集し、ブラッシュアップできる。
もう1つは企業向けの求人情報作成支援ツール。求人したい役職や勤務地、勤務形態などの基本的な情報を入力すると、AIツールがドラフトを提案する。
さらに、求めるスキルを持った既存の従業員をクリックするだけで、そのプロフィールのスキルを要件に取り込むこともできる。
LinkedIn Premiumの最安プランPremium Careerは月額39.99ドルだ。
同社はまた、AIスキルを学ぶための無料コースも開講する。6月15日まで、すべてのLinkedInユーザーが100以上のAI関連コースを受講できる。
LinkedInはこれまでもマッチングなどにAIを活用してきたが、ユーザー向けに生成系AIツールを提供するのはこれが初だ。
Microsoftが出資するOpenAIは前日、GPT-4を発表した。LinkedInは、新機能が「OpenAIの高度なGPTモデルを採用している」とのみ説明したが、米TechCrunchによると、ユーザー向け機能はGPT-4を、企業向け機能はGPT-3.5を使っているという。
トマー・コーエンCPOは、責任あるAIの基本原則に従って、すべての人々に公平な結果と影響をもたらすことを目指しているとし、「今後も新しいAI技術を活用して、経済的機会へのつながりを強化する方法を探求していく」と語った。
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