米Microsoftは3月21日(現地時間)、クラウドサービス「Microsoft Azure」から、米OpenAIの大規模言語モデル「GPT-3.5」などのAPIにアクセスできるサービス「Azure OpenAI Service」において、最新の「GPT-4」を利用可能にしたと発表した。まずはプレビュー版を提供する。
価格はOpenAIが提供するAPIの料金と同様。8000トークン(英語の場合、1000トークンでおよそ750ワード相当)を扱えるモデルの場合、1000トークンの入力当たり0.03ドル、出力が0.06ドル。3万2000トークンを扱えるモデルの場合、1000トークンの入力当たり0.06ドル、出力が0.12ドルで利用できる。
Azure OpenAI Serviceは2021年に発表。以降、招待制での提供だったが、23年1月に一般提供が始まった。同サービスでは、ユーザーからの申請があった場合、データを記録しない形での利用に応じるという。Microsoftが低リスクと認めた顧客から申し出があった場合、ログの保存や監視を無効化することもあるとしている。
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