3月24日の夜は地球から見た月と金星が大接近。九州の南西部から南西諸島にかけては月の暗い輪郭に金星が隠れる「金星食」が観測できる。国立天文台は石垣島天文台からライブ配信を行う。
金星食は地球と月と金星が直線状に並ぶ時に起こる現象で、今回は地理的に一部地域でのみ観測できる。“宵の明星”と呼ばれる金星は早い時間に沈んでしまうため、午後8時半頃から午後9時半頃までがチャンスという。
国立天文台ではこの時間帯に、石垣島天文台と中継を結び、YouTubeの公式チャンネルで金星食のライブ配信を行う。
ウェザーニュースによると関東から沖縄では雲が多く、雨雲が広がる予想で観測条件は厳しめ。北日本や北陸では天気が回復傾向で、月と金星の接近が見られるところがあるとしている。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR