LINEは3月30日、同社の音声アシスタント「CLOVA」において、音声操作で各種機能を実行する「CLOVA Assistant」のサービスを終了した。以降、CLOVAを搭載したスマートスピーカーは音声による操作を受け付けなくなる。
LINE CLOVAは2017年に登場。「CLOVA WAVE」を皮切りに、「CLOVA Friends Dock」「CLOVA Friends」「CLOVA Friends Mini」「CLOVA Desk」などのスマートスピーカーを出してきたが、法人などへのSaaS分野に注力するため、22年10月末で端末販売を終了。故障によるデバイスの交換は、23年3月15日をもって終了している。
CLOVA Assistantの終了以降、スマートスピーカーとしては使えなくなるが、Bluetoothスピーカーとしては利用できるという。ただし、音声で設定する必要があるため、CLOVA Assistantが終了する前にスマートフォンなどBluetooth機器を設定していたユーザーのみ利用できる。
なお、スマートスピーカーを購入してから1年未満であれば、購入費用を払い戻す。4月3日から6月30日まで専用フォームで受け付け、7月中に払い戻しを実施する予定。対象は、LINE Friends Storeや各家電量販店など、正規代理店から購入したものに限定される。
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