2月8日、Microsoftのブラウザ「Edge」にAIを搭載した「新しいBing」が搭載されたことで、ブラウザをEgdeに乗り換える人もそこそこあったのではないだろうか。筆者もAI搭載のBingを使ってみたい一心で、ChromeからEdgeに乗り換えてみたところだ。
筆者は2015年に執筆環境をMacへ移行したので、Edgeはほとんど使ったことがない。MacOSに初めてEdgeをインストールしてみたのだが、Chromiumベースというだけあって、Chromeから設定を移行すると、拡張機能のほとんどがそのまま利用できた。乗り換えは比較的スムーズである。
ブラウザの世界シェアは、2022年の調査ではChromeが64.95%でぶっちぎりのトップ、継いでSafariの19.01%、3位がEdgeの3.99%、4位がFirefoxの3.26%となっている。EdgeがデフォルトのWindowsユーザーにとっても、EdgeはChromeをダウンロードするためのツールにしかすぎなかったはずである。
サーチエンジンの世界シェアは、2022年の調査ではGoogleが84%でほとんどを占め、2位のBing 9%を大きく引き離して圧勝となっている。(中国・ロシアを除く)
これが新しいBingによってどう塗り替えられるのか、あるいはGoogleも開発中とされるAI搭載エンジンの投入によってトップが維持されるのか、2023年以降の調査に注目したいところである。
ブラウザの中ではむしろレアだったEdgeに正面から向き合ってみると、これはこれでいい点がある。長年Chromeを使ってきた感覚からすると、なかなか新鮮な体験だ。
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