Zホールディングス(ZHD)傘下のヤフーが手掛けている動画配信サービス「GYAO!」が3月31日午後5時に終了する。前身となったUSENの「GyaO」を含めると、18年の歴史に幕を下ろすことになる。また、ZHD傘下のLINEが手掛ける「LINE LIVE」も同日午後3時に終了する。
GYAO!は、2005年にUSENが開始した無料ネット放送サービス「GyaO」としてスタート。USENは08年に同事業を分社化し株式会社GyaOを設立。09年にはヤフーが買収し、2003年から提供していた「Yahoo!動画」と統合。2014年にはサービス名を「GYAO!」にリニューアルしていた。
ZHDは動画領域の整理を進めており、GYAO!とLINE LIVEを終了し、リソースをLINEの縦型ショート動画「LINE VOOM」に集約する。今後は、GYAO!のパートナーだった放送局ともコンテンツ開発で連携を深めるという。ZHDはTVerとの連携も発表しており、外部サービスも生かして動画領域の競争力強化を図る。
「GYAO!」も終了へ 「LINE LIVE」と同時 ショート動画「LINE VOOM」に資源集中
ライブ配信「LINE LIVE」3月いっぱいでサービス終了へ 理由は「経営資源を集中させるため」
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LINEとみずほの“スマホ銀行”設立中止 延期と追加出資の末Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
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