続いて、Edit Modeを操作してみる。画面左側にある「New」をクリックして紙細工を新たに作成しよう。
Edit Modeでは、マウスポインタが編集用グリッド内にあるか外にあるかによって、機能が変わるので要注意だ。例えば、グリッド外の左ドラッグはDisplay Modeと同じく視点移動だが、グリッド内の左ドラッグは図形指定の操作になる。
中央ホイールのスクロールは、グリッド位置を前後に動かす操作だ。グリッドの位置を変えながら切り取る図形を指定することで、何層もの複雑な紙細工を作れる。
グリッドの「目」の細かさは、制御メニューの「Grid Number」で調整する。作りたい図形の形に合わせて、その都度ちょうど良いサイズに変えながら描画していくといい。紙を開く角度は、制御メニューの「Card Angle」で変えられる。
それでは、実際に紙細工を作ろう。基本的にはグリッド上で左クリックを繰り返して図形の輪郭を描き、それを折ったり、切ったりする操作を続けて目的の紙細工に近づけていく。
図形を右クリックしたときの動作は、グリッドの右にある「faces」「hole」「pull」によって異なる。facesとpullは図形の輪郭を切り出して起こすのだが、faceは図形上部が台紙から切り離されないのに対し、pullは図形の上部が完全に切り離される。画像で説明すると分かりやすいだろうか。
そしてholeは、図形の表面に指定した形状の穴を開けられる。こちらも画像で説明しよう。
文章だと分かりにくいが、百聞は一見にしかずなので以下の動画で動作の違いを確認してほしい。
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