米Amazon Web Servicesは4月4日(現地時間)、生成系AIを手掛けるスタートアップの支援プログラム「AWS Generative AI Accelerator」を始めた。同日から17日にかけて、支援を希望する企業を募集。選定の結果、対象となった企業にはAWSの支払いに使えるクレジットを最大30万ドル分提供するという。
ユーザーに提供できる最低限のサービスが完成しており、資金調達の段階が初期段階(プレシード期、もしくはシード期)にある生成系AIスタートアップが対象。日本など米国以外の企業も応募できるが、中国、キューバ、イラン、北朝鮮、ロシア、シリアの企業は対象外になる。
プログラムに参加した企業はクレジットを受け取れる他、5月24日から7月27日の約10週間、AWSが提供する技術支援プログラムに参加できる。AWSはプログラムの終了後も、投資家やメディアとの関係構築などを支援するという。
AWSは生成系AIについて「多くの業界に革命を起こす可能性を秘めた非常にエキサイティングな分野」とコメント。スタートアップ支援を通して、生成系AIによる技術革新を前進させるとしている。
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