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Microsoft、ゲーム開発向け支援を拡充 Azureクレジットや法人向けMicrosoft 365を追加で提供 スタートアップ対象

» 2022年12月08日 12時45分 公開
[ITmedia]

 米Microsoftは12月7日(現地時間)、ゲーム開発者向けの支援プログラム「ID@Azure」の拡充を発表した。同社のスタートアップ向け支援プログラム「Microsoft for Startups Founders Hub」と連携。併用を可能にした。双方の審査を通った場合、ID@Azureの支援に加えてクラウドサービス「Microsoft Azure」のクレジットを受け取れる他、「Microsoft 365」といったサブスクリプションの法人向けアカウントなどを利用できる。

 ID@Azureは3月に始まった支援プログラム。Azureのゲーム開発向けバックエンド支援サービス「PlayFab」の有料アカウントを最大で2年間無料提供するといったサポートを特徴としている。クラウドを活用して商用ゲームを作る開発者が対象で、応募に当たって事業規模などは問わない。

photo Microsoft for Startups Founders HubにおけるAzureクレジットの提供額とその基準

 一方のMicrosoft for Startups Founders Hubは、対象に1000〜15万ドル分のAzureクレジットなどを提供する支援プログラム。統合開発環境「Visual Studio」、GitHub、Microsoft 365の法人向けアカウントなども付与する。ただし申し込みに当たっては「株式を公開していない」「教育機関や政府機関、暗号資産のマイニング事業者、コンサルタント事業者などではない」といった条件を満たす必要がある。

 Microsoftは支援プログラム間の連携について「Founders Hubを通してインディーゲーム開発者により多くのリソースを提供し、優れたゲームをより早く市場に投入できるようにする」としている。

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