SBIグループのSBI新生銀行とSBI証券は4月3日から、銀行口座と証券口座を連携させる「SBI新生コネクト」の提供を始めた。SBI証券で投資信託を積み立てる際の資金を、自動的にSBI新生銀行から入金するほか、証券口座の預り金を自動的にSBI新生銀行に出金する。
当初は投信積立だけだが、今後他の商品についても自動入金を可能にしていく方針だ。
連携にあたり優遇措置も設ける。SBI新生銀行の「ステップアッププログラム」では、SBI新生コネクトを申し込んだ翌々月から最上位のダイヤモンドステージとなる。また、9月28日まで、普通預金金利を0.1%上乗せして、0.2%とするキャンペーンも行う。
SBI証券は証券口座と銀行口座を連携して自動入出金を行うサービスを、住信SBIネット銀行との間でも提供している。このサービス「ハイブリッド口座」は、SBI新生コネクトとは併用できず、ユーザーはどちらか一方を選択する形だ。
「お客さまにあった銀行を選べるよう、選択肢を増やす」(SBI証券)としている。
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