米Twitter社が3月29日(現地時間)にTwitter APIの提供形態を変更した影響で、サービス終了するTwitterのサードパーティーアプリが相次いでいる。4月5日には、人気アプリ「Twilog」と「feather」の2つが機能停止した。
featherは、画面のカスタマイズ機能などを持つクライアントアプリ。公式Twitterアカウント(@feather_ios)は5日、「feather for Twitter」の無料版アプリが使用不能になったと報告した。「もう少し使用できると思ったが突然のサスペンドとなった。おそらくこれでfeather for Twitterは終了」と続けた。
Twilogはツイートを取得してブログ形式で保存できるクライアントアプリ。開発者であるロプロス(@ropross)さんは5日、「あ、Twilog逝ったわ……」と投稿した。午後0時23分には、後ほど詳細を報告するとし、「他の多くのTwitter関連アプリと同様に、先ほどTwilogのAPI利用も停止された」とコメントしている。
この他にも、ツイートのランキングサービス「TwTimez」や「リツイート直後のツイートを表示するやつ」など4月に入り、APIの停止でサービスを終了・休止するサービスが相次いでいる。一方、ネタバレ回避サービス「ふせったー」や複数のツイートをまとめるサービス「Togetter」など、API有料化後もサービス継続を宣言するものも見られている。
TwitterのAPIを巡っては3月29日(現地時間)、米Twitterが提供形態を変更。これまで提供していた無料版を廃止し、個人向けに無料の「Free」と月額100ドルの「Basic」プラン、企業向けには「Enterprise」(価格は非公開)プランの提供を始めていた。
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