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Ankerも参戦、モバイルできる「ポータブル冷蔵庫」がいま注目を集めるワケ知らないと損!?業界最前線(2/5 ページ)

» 2023年04月20日 07時00分 公開

リビング用のセカンド冷蔵庫ニーズにも

 ポータブル冷蔵庫は20〜40Lの容量で持ち運んで使える点が特徴だ。コンプレッサー方式での冷却に対応し、冷蔵だけでなく冷凍や温かい温度での保管に対応する製品もある。

 アイリスオーヤマは、21年12月に20・30・40Lの「ポータブル冷蔵冷凍庫」3モデルを発売している。AC・DC給電に対応し、バッテリーを内蔵しないため低価格なのがポイント。庫内温度は-20度から20度まで設定可能。カラーリングはブラックだけでなく、ホワイトも用意。近年ニーズが高まっている、セカンド冷凍庫、冷蔵庫としての使用も想定されている。

アイリスオーヤマの「ポータブル冷蔵冷凍庫 IPD-3A-W」(実勢価格2万4860円)をセカンド冷蔵庫としてリビングで使っているところ。ホワイトモデルならリビングのインテリアを邪魔しない

 この製品の30・40Lモデルにはキャスターとハンドルがついており、持ち運びがしやすく、アウトドアでの利用も想定した仕様だ。さらに、車載で使う際に自動車のバッテリー上がりを防止する機能も利用できる。これは供給される電圧が低くなると自動的に冷蔵庫の運転が停止する機能で、電圧も3段階から選択可能となっている。

30Lタイプのブラックモデル「IPD-3A-B」。キャスターをハンドルを搭載するほか。本体上部にUSB端子を搭載しておりスマートフォンの充電などにも対応する。(著者撮影)

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