ただし、武器庫にあるアイテムが全て活躍しているわけではない。実は、写真に写っている場所は武器庫の一部。奥にはまだスペースがあり、作ったけど使わなかった小道具などが眠っているという。つまり見える範囲にあるのは「よく使う一軍武器」なわけだ。
例えば銃と剣が一体になったようなこの武器。木で作ったはいいものの、重くて結局撮影には使わなかったという。
同じように、重すぎたり、鋭すぎたり、大きすぎたりする小道具は使えない。安全に撮影ができなかったり、そもそも演技がしにくかったりするからだ。作った武器が使えなかったときは竹刀など別の小道具で代用する。むしろ、竹でできた武器などの方が安全に打ち合いができるので使いやすいという。
ちなみに、スタジオ隣接の倉庫が武器庫のような形になったのは、「どうせなら武器庫やガンショップっぽい方が演者さんも気分が上がるよね、とメンバーの意見が一致した」と佐藤さん。もともとは雑然とした倉庫だったが、2018〜19年ごろに整理し、今の形になったという。
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