ChatGPTは特にGPT-4モデルを使うと相当に頭がいい。おかしなやりとりもかなり減った。一方で、Bardはまだスムーズなやりとりが行えない。下記のように、何度「である調」に、と言っても「ですます調」にこだわったりもする。
それでも、最新のインターネット上のコンテンツにアクセスできる(ような)のは、ChatGPTとの大きな違いだ。また、ChatGPTは2500文字程度しか一度に受け付けず、長文を扱うには少々工夫が必要だった。Bardは、自身の答えによると「私は一度に最大50,000文字のテキストを処理できます。」ということで、確かに長いテキストを入力してもちゃんと処理してくれる。長文を扱うストレスは減った。
賢さではChatGPTにまだかなわない印象のBard日本語版だが、こうしたいくつかの特徴は用途によっては便利だ。しばらくは使い分けてみる価値はありそうだ。
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