Sansanは5月26日、契約書管理サービス「Contract One」にマイクロソフトが提供するAzure OpenAI Serviceを活用したAIサービス「Contract One AI」を搭載したと発表した。第一弾の機能として、契約書の内容について日本語で問いかけるとAIが回答する機能を提供する。
法務担当者が過去の契約を参照するときに使うだけでなく、契約書の表現や専門用語に不慣れな担当者でも、簡単に契約情報を把握できる。
Azure OpenAI Serviceは、OpenAIが開発したGPT-4などのAIモデルをAPIとして利用可能なサービス。マイクロソフトのクラウドサービスAzureの1機能として提供されSLAで可用性が保証されていることや、セキュリティやサポート契約の充実、国内法に準拠しているなどの特徴があることから、法人での利用が多い。
Sansanは4月にGPT-4を製品に組み込む研究に着手したことを発表していた。
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