先日(5月24日)、いきなり発表されたキヤノン「EOS R100」には驚きましたな。
何しろ、EOS Rシリーズのエントリー機として「EOS R10」が発表されたのがちょうど1年前の2022年5月。このとき、中の人に「Kiss」の名は付けないのですかと尋ねたら、Kissよりはちょっと上の位置づけだというような答えが返ってきた記憶がある。
そして、今年2月に発表されたのがKissの後継にふさわしい「EOS R50」だった。「EOS Kiss M2」の海外版の型番が「EOS M50」だったので、明らかにそのRFマウント版という位置づけだと思われる。
それで一段落かと思いきや、今度はEOS R100である。
EOS R50の3カ月後、さらに小さくて軽くて廉価なカメラが登場したのだ。びっくりである。
そもそもここ数年のカメラ市場はミドルクラスからハイエンド機を中心に動いていおり、デジカメ全盛期のようにエントリー機がガシガシ出てくるなんて昔のことだと思ってたのだ。
しかもキヤノンらしく、性能に差をつけつつ徐々に安くて軽いモデルを投入である。
ではEOS R10、R50、R100の3つを簡単に比べてみよう。
各機種の金額は2023年5月現在のキヤノンオンラインショップでのボディの価格(税込)だ。
EOS R100だけぐっと安いのが分かる。
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