米Googleが2013年7月に発売した初代「Chromecast」のサポートがいつの間にか終了していたと、米9TO5Googleが5月30日に報じた。
Chromecastのファームウェアリリースノートでは、遅くとも2月21日の更新から「Chromecast(第1世代)のサポート終了に伴い、これらのデバイスにはソフトウェアやセキュリティのアップデートが適用されなくなり、Google のテクニカル サポートも提供されなくなりました。これにより、デバイスのパフォーマンスが低下する可能性があります」と表示されていたようだ。
初代Chromecastは米国のGoogle Playで35ドルで発売され、日本でも2014年5月に4200円で発売された。テレビのHDMIポートに挿してYouTubeなどのサービスやWebコンテンツを大画面で表示するためのガジェットだ。
当時はまだスマートTVが普及しておらず、テレビでYouTubeなどを視聴するための手頃なツールとして人気だった。
Chromecastはその後何代にもわたって更新されており、最新モデルは2022年9月発売の「Chromecast with Google TV」だ。
初代のサポートは正式に終了したが、すぐに使えなくなるわけではなく、「パフォーマンスが低下する可能性がある」だけではあるが、セキュリティ更新が適用されなくなるので注意が必要だ。
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