米Googleは9月22日(現地時間)、映像ストリーミング端末「Chromecast with Google TV (HD)」を発売した。2020年発売の「Chromecast with Google TV」は解像度が4K対応のところ、1080pまでな分、価格は4980円と4Kモデル(7600円)より2620円安い。
米国での販売価格は30ドル。2013年に発売した初代Chromecastはリモコンも付属せず、35ドルだった。
4K版にあって、この廉価版にないのは、4K対応とDolby Atmosサポート。また、4K版の本体とリモコンは4色展開なのに対し、こちらは白(Snow)1色だ。
2年新しい分、新たな機能もある。4K版はAV1デコーディングをサポートしないが、こちらはサポートする。AV1はH.264より高品質のコンテンツをストリーミングできるとされている。また、搭載するAndroidのバージョンは4K版は10だが、こちらは12だ。
それ以外の、Google TV機能やGoogleアシスタント対応のリモコンなどは4K版と同じだ。
テレビ本体が4K非対応な家庭や、2台目のテレビ向けの端末としてお手頃だろう。
ちなみに、米Amazon.comの4K非対応の映像ストリーミング端末「Fire TV Stick」も同額の4980円だ。Androidスマートフォンのユーザーであれば、スマートフォンをリモコン代わりに使える分、Chromecastの方が便利かもしれない。
【更新履歴:2022年9月23日午後4時00分 当初AmazonのFire Stick TVのリモコンではテレビのオン/オフができないとしていましたが、第三世代では可能でした。お詫びして訂正します。】
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