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楽天、縦読みマンガ「R-TOON」今秋開始 海外展開も視野に少年画報社らと共同制作

» 2023年06月15日 20時13分 公開
[本田亜友子ITmedia]

 楽天グループは6月15日、縦読みコミックの配信サービス「R-TOON」を今秋以降に始めると発表した。海外展開も視野に入れ、少年画報社、ストレートエッジ、ニトロプラスとオリジナル作品の共同制作を始めている。

 サービスの詳細は明らかにしていないが、ユーザーが毎日1話を無料で読める機能や話単位で購入できる機能などを提供する予定。パートナーの3社と制作した作品はR-TOONで独占先行配信を行う。

 また共同制作した作品は、22年9月に設立した「Rakuten Content Central」(楽天コンテンツセントラル)を通じて海外展開も行う。楽天コンテンツセントラルは、IP(知的財産権)を国内外で包括的にプロデュースするというコンテンツレーベルで、これまでにTVアニメ「僕とロボコ」や「MOOMIN SHOP 楽天市場店」などを手がけている。

 少年画報社とは共同でコミックレーベルも立ち上げる。発表にあたり少年画報社の大野正拓取締役は「楽天の国際競争力は日本の宝。急成長を遂げるアジア、欧州・北米等で勝負できるのもチャンスだと思っている」とコメントを寄せている。

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