パナソニックは6月19日、米や水を自動で計量して内釜に入れ、炊き上げる「自動計量IH炊飯器」(SR-AX1)を7月上旬から一般販売すると発表した。価格はオープンで、実売4万6000円前後になる見込み。
単身や夫婦だけの少人数世帯を想定した無洗米専用の2合炊きIH炊飯器。本体に600mL(2合分)の水タンクと2kg(13合分)の米びつを内蔵し、炊飯量を指定すると自動的に米と水を計量して内釜に投入、炊飯する。保温機能は搭載していない。
専用アプリ「キッチンポケット」を使ったリモート操作にも対応。外出先から炊飯量を変えたり、炊き上がり時刻を変更したりできる他、ご飯の軟らかさも変更できる。
パナソニックは「リモート操作で帰宅時に炊きたてのご飯を食べられる。また急な予定変更にも対応できる」と説明している。
同製品は2022年11月にパナソニックの先行体験プログラム「Future Star Program」で200台を先行販売したもので、「200台の募集に対し約50倍の約1万件の応募があった」という。その後の設計変更で出荷時期はずれ込んだものの、今年4月下旬から体験者の元へ製品が届けられている。パナソニックは「体験者の声を受け、今後アプリをアップデートする予定」としている。
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