文化庁は6月22日、生成AIについて著作権法の観点から解説するセミナー「AIと著作権」の講演映像をYouTubeで公開した。19日にYouTubeライブで配信した講演のアーカイブ動画で、同庁の公式YouTubeチャンネルで公開中。併せて64ページに及ぶ講演資料も無料公開した。
セミナーは、著作権に関する基礎知識などをレクチャーする「著作権制度の概要」と、AI画像などが著作権上どのように取り扱われるかを解説する「AIと著作権」の2部構成。Twitterでは「文化庁による生成AIに対する見解が整理されている」などと話題になった。当初はアーカイブを公開する予定はなかったが、要望が多数あったことから方針を変えたという。
文化庁の「AIと著作権」の解釈が話題に AIに詳しい弁護士「かなり踏み込んだ内容」
文化庁、「AIと著作権」のセミナー開催 YouTubeライブで限定配信、受講料は無料
文化庁、約5万本の映画情報を集めた「日本映画情報システム」を閉鎖 一体なぜ? 理由を聞いた
AIに権利侵害されたらどこに苦情を言う? 「デジタル庁」が最多 日本芸能従事者協会調べ
女性声優の“存在しない”水着画像をAIで作成、販売……法的に問題ないの? 弁護士に聞いたCopyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR