個人的には、eximoはギガホ プレミアの後継プランと素直に理解できるものの、irumoはY!mobileやUQ mobileモバイルと同じサブブランドとして打ち出し、3者で比較検討される方が分かりやすくて良かったのではと考えている。モバイル系記者の中では、人気のahamoに「小盛り」や「中盛り」を作る方が良かったのではという意見が多い。
しかし、ドコモの井伊社長は過去のコメントでサブブランドやahamoの「小盛り」をきっぱり否定している。サブブランドについては、2020年、当時の武田良太総務大臣が「メインブランドで(料金を値下げし)なければ不親切」と発言。ahamoはどう見てもサブブランドとして考えられていたはずなのに、発表会では頑なに「ドコモの料金プラン」として説明された。「小盛り」については、「エコノミーMVNO」で対応するとしていた。
ドコモとして、これらの発言を今さらひっくり返すわけにはいかないのだろう。政府が約3割の株式を所有するNTTグループ企業で、身動きしにくい立場については気の毒に思わなくもない。
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