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PayPay、コード決済でシェア約67%に

» 2023年07月10日 12時41分 公開
[ITmedia]

 PayPay社は7月10日、2022年の年間決済金額と決済回数が、どちらもコード決済の中で約67%のシェアを確保したと発表した。併せて、経済産業省の調査結果から、22年にコード決済は交通系ICカードを含む電子マネーを初めて超えたとアピールしている。

出典はPayPay

 PayPayの22年の決済回数は約47億回、決済取扱高は約7.3兆円だった。キャッシュレス推進協議会が公表した「コード決済利用動向調査」によると、シェアは金額/決済回数ともに約67%となった。

 経済産業省が4月6日に公表した調査結果(2022年のキャッシュレス決済比率)では、キャッシュレス決済のうちコード決済の比率が2.6%と電子マネー(2.0%)を初めて超えた。決済回数はコード決済が前年比44%増の約70億回、電子マネーは約59億回だった。

 コード決済はPayPayを含め16社が提供している。PayPayは「決済の多様化が進む中、日常生活における決済シーンでコード決済が浸透し、クレジットカードに次ぐキャッシュレス手段として定着している」とした。

経済産業省が4月に発表した調査結果(2022年のキャッシュレス決済比率)

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