米Intelは7月18日(現地時間)、PC大手の台湾ASUSと、超小型PCシリーズ「Intel NUC」の製造・販売・サポートなどで契約を結んだと発表した。ASUSは、新事業部門「ASUS NUC BU」を設立し、IntelからNUCに関するライセンスを取得。現行品に加え、ASUS側でNUC製品の新商品開発が可能になるという。
NUCはIntelが2012年に発表した新しいPCフォームファクターで、十分なパフォーマンスを有していながら手のひらに乗るほどの小さなボディサイズが特徴。契約締結により、ASUSは第10世代から第13世代のNUCシステムの製造・販売・サポートを提供する他、今後の新製品開発も可能になる。
NUCを巡っては、7月11日にIntelがNUCへの直接投資を終了し、同事業をパートナー企業に託すとServeTheHomeやThe Vergeなどの海外メディアが報じていた。同社は業績不振が続いており、23年4月にはサーバ事業を台湾のMiTACに譲渡すると発表。今回のディールも事業整理の一環と思われる。
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