スカパーJSATは7月21日、不正アクセスにより従業員や取引先担当者の個人情報が漏えいした可能性があるとして謝罪した。攻撃者は同社子会社の従業員になりすまして社内サーバにアクセスしたとみられる。
不正アクセスに気付いたのは6月1日。子会社とスカパーJSATをつなぐ「ターミナルサーバ」に不自然なアクセスログがあったため調査して判明した。外部専門機関による調査の結果、不正アクセスされたファイルが持ち出された可能性が高いことが分かったという。
漏えいした可能性がある情報は取引先担当者の氏名、電話番号、メールアドレス、所属、所属先住所など76人分と、スカパーJSAT従業員の氏名、電話番号、メールアドレス、所属など1375人分。
侵入経路になったと思われるネットワークを遮断し、ターミナルサーバをシャットダウンして以降は不正アクセスが確認されていないという。
今後は攻撃の詳細を調査するとともに、情報セキュリティ対策の強化に努めるとしている。
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