ソニーは7月25日、ノイズキャンセリング機能を搭載した完全ワイヤレスイヤフォン「WF-1000XM5」を発表した。9月1日に発売予定で、実売4万2000円前後になる見込み。
2021年6月に発売した「WF-1000XM4」の後継機。ノイズキャンセリング専用を含む2つのプロセッサーを搭載して処理性能を高めた他、外部ノイズを拾うフィードフォワードマイクに加えて内側に2つのフィードバックマイクを備えて主に低音域のノイズキャンセリング性能を向上させた。
ダイナミック型のドライバー(スピーカー)も直径8.4mmと従来より口径を拡大。低音域の再生能力を向上させ、外来ノイズを打ち消す逆位相波を生成する精度を高めた。ソニーは「JEITA基準で世界最高のノイズキャンセリング性能」(4月10日時点、ソニー調べ)としている。
通話時には、AIの機械学習や骨伝導音を検知する骨伝導センサーを利用して環境ノイズから装着者の声を分離。聞き取りやすい声にする。
コーデックはSBC、AAC、LC3、LDAC(エルダック)。内蔵のリチウムイオンバッテリーで最長8時間(NCオン)の連続再生が可能だ。
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